シートカバーの色がたくさんあって迷ったら
シートカバーの色は実にたくさんの種類を選ぶことができます。新車購入時のシートの色は3種類くらいしか選べないことが多いですが、シートカバーなら10種類以上の中から選ぶこともでき、好きなカラーを指定して作ることができます。自分の好きな色を選ぶのが一番ですが、多すぎて逆に選びきれなかったり、色選びのセンスに自信がない方も多いです。そんな時、色選びにこの記事を参考にしていただければと思って書きました。
定番の組み合わせの色があります
色選びはとても奥が深く、カラーコーディネーターという職種があるように、印象の良い色の組み合わせというのはあります。実際間違えがないのが、シートカバーのカラーのサンプルとしてシートカバーメーカーのホームページに載っていたり、車のメーカーのインテリアを参考にするパターンです。高級車のカラーをまねるのは無料ですので、レクサスやベンツ、BMWなどのホームページものぞいてみましょう。高級車がどんなシートカラーを採用しているのか、それと近い色を選んでもいいかもしれません。
また、国産車でもたいてい内装にこだわっているのは、その車の一番上級グレードだったりします。上級グレードの車は街でもなかなか見かけません。車メーカーのかっこいいと思う車のホームページを見て、インテリアのページを開いてみましょう。上級グレードのシートにどのようなシートカラーを採用しているか、いいなと思う色合いと同じシートカバーを選んでみましょう。
外車でよくあるのは、ホワイトのボディカラーの車にワインレッドのシート、黒のボディカラーにキャメルのレザーシートなどです。高級車でよく使われています。真っ赤や真っ青の色は浮いてしまうことが多いので、やや暗めでシックな色合いの色を選ぶのが、高級感のある色選びになります。
思い浮かばなければ、どんな組み合わせでも間違いがないのはブラックです。黒やグレーは無彩色と言われる色で、どんな色合いともマッチします。汚れが気にならなければ白を選んでも、他のどの色ともマッチします。
人気色は在庫がある場合が多い
シートカバーの人気色は黒です。車種専用シートカバーは受注生産のものも多いですが、在庫を持っているとしたらたいてい黒またはベージュといった人気色です。ありきたりではありますが、納期を早くしたければ黒やベージュが良いでしょう。
ボディのカラーと合わせる
車のボディのカラーと合わせた色を選べば間違いはありません。色のセンスがないと思われるのは、たいてい色を使いすぎてしまうところからきます。車全体で使うメインの色を2色または3色くらいに抑えると、落ち着きがあり、うるさくなく、多くの人に好まれるインテリアになります。シートはインテリアの中でも多くの面積を抑えるので、どの色のシートカラーを選ぶかで、インテリアの雰囲気が大きく左右されます。最近の国産車は明るいカラフルなボディカラーの車が増えました。たくさんの色を使うとガチャガチャした印象になってしまうので、色数を絞るのがベターです。
内装のカラーと合わせる
ボディのカラーと同じですが、内装のパーツは黒のプラスチックが使われていることが多いですので、黒を選んでおけば間違いはありません。他には、黒にブルーやオレンジのラインが入っている車は、その色に合わせてシートカバーの色を選ぶとマッチします。デザイナーが色を選ぶ時は、すでにその空間にある色を選ぶことが多いです。そうすると全体のまとまりがあり、調和が出るからです。内装の色と合わせると調和のとれた色合いになるでしょう。
サンプル生地を取り寄せよう
ホームページで見ているシートカバーの色と、実際に商品が到着してからの色が全然イメージが違った、ということはよくあることです。パソコンのモニターの色はどうしてもモニターによってばらつきが出てしまいます。そこで、各メーカーはたいていサンプル生地を無料で配布していますので、サンプル生地を申し込みましょう。実際の色味を確認した方が無難でし、生地の手触りもわかります。小さな切れ端ではなかなかシートカバーを全体につけた印象はわかりづらいかもしれませんが、生地の実物を見ないよりは断然見た方がいいです。サンプルで実物を見ながら、メーカーの装着写真ギャラリーや、みんカラなどを見ながら、装着したイメージを膨らませましょう。
ステッチカラーでアクセントを入れる
シートカラーを黒にした場合でも、ステッチカラーを変更することでオシャレに個性を主張することができます。黒には基本的にどの色でも合いますので、好きなステッチカラーを選んでもらえればおかしくなりません。ステッチカラーの変更はメーカーによって料金の10%アップ程度で受け付けてくれます。Refinadはステッチカラー変更無料ですので、Refinadを選ぶ場合はステッチカラーを変更しましょう。ここでも色選びのコツはボディや内装のパーツと色を合わせるとセンスがよく思われます。
特にステッチカラーの定番で良くあるのは
・ブラックのシートにレッドステッチ
・ブラックのシートにブルーステッチ
・ブラックのシートにオレンジステッチ
・ブラックのシートにシルバーステッチ
・ブラウンのシートにレッドステッチ
・グレーのシートにブルーステッチ
などです。ステッチカラーの変更はよく車のメーカーの特別仕様車などに採用されています。こちらも何を選んでよいかわからない場合は、高級車の特別仕様車のホームページを見て、同じ色を選んでおけば間違いないでしょう。
まとめ
色選びにたくさんバリエーションがあるように見えますが、定番の色の組み合わせはたいてい決まっています。カラー選びに悩んだ場合は、高級車のサイトや上級グレードのシートカラーのホームページを参考にしましょう。ボディやインテリアなどに使われている色から選び、すでに車に使われている色と合わせて、色数を抑えていくのが、センスの良い色選びのコツです。
この記事へのコメントはありません。