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自分の車に適合するシートカバーを見つけるには

グレイスシートカバー

自分の車に合ったシートカバーはどうやって探す?

まずは検索で「シートカバー 車種名」で探すとたくさん出てきます。たいていカーショップコネクトさんが出てくるので、最初からこのサイトで探してもいいですね。代理店なのでメーカーのサイトで買うより10%くらい安く買うことができるサイトです。楽天やYahooショッピング、amazonでシートカバーを探すと、汎用のシートカバーや激安シートカバーばかり出てくるので、あまりお勧めしません。これらのモールのポイントがあってそこで買いたい場合は、商品が決まってから商品名を指定して検索すると良いでしょう。

信頼のあるお店から買う

「シートカバー 車種名」で検索した場合、2ページ目3ページ目に行くと、中華系の人が作っている詐欺サイトが出てくることもあります。大手の販売サイトの商品ページをまるごとコピーして、金額が3割引きくらいになっていたりして、振り込んでしまうと商品は送られてこず、お金が決して戻ってこないという詐欺サイトです。被害者は後をたちません。いろいろなシートカバーでやられているようなので、ある程度信頼のある、検索エンジンの最初の方に出てくるお店で選んだ方が良いでしょう。

シートの形状によってシートカバーの型が変わる

同じ車種名であっても、車種別専用シートカバーは年式や型式、グレードによってシートカバーの種類が異なります。車種別専用シートカバーはピッタリの形に作ってあるので、シートの形が違うときれいにつかないんですね。アームレストなどのパーツの数も違ったりします。そこで見ることになるのが「適合表」です。車種別専用のシートカバーのメーカーは必ずこの適合表があります。これの見方がわからなくて買えない、あるいは間違って買ってしまったという方が後をたちませんので、簡単に解説してみます。

適合表の見方

ここではArtinaさんの適合表の例を見ていきましょう。
適合表
例として、ランドクルーザープラド7~8人乗りのArtinaシートカバーの適合表を載せています。これが出た時点で慣れていない方にはなんのこっちゃいなという感じですよね。この適合表はこれくらいの長さですが、アルファードやエスティマなど、型式がありすぎて異常なほど長くなっている適合表もあります。

これの見方は、まず左から3列目、「年式」で、自分の車の年式がどの行か確認します。わからない場合は車検証を見れば、初年度登録年月という欄があります。ここで「年式」を確認します。
車検証
次に見るのが、「型式」。これは車検証の「型式」と、適合表の「型式」が一致しているか確認してください。
さらに「定員」の人数は、車検証の「乗車人数」と照らし合わせます。

そもそもランクルプラドは5人乗りというのと7~8人乗りというタイプで分かれています。シートカバーにすると、5席分なのか8席分なのか違う商品になるし、席数が多いとパーツが多くなるので、価格も高くなります。

グレードがわからない場合はグレード検索

適合表
その次に適合表で見るのは、右から2列目のグレードです。TZとかTXとかですね。ご自身で車を買った時のグレードを覚えていればそのままグレードの欄にあるかどうかをご確認ください。わからない場合は、これは車検証に直接書いていないのでやっかいです。次の方法で調べることができます。

1.車検証の型式指定番号と類別区分番号からグレード検索

車検証
こちらのサイト「グレード検索」に車検証の型式指定番号と類別区分番号を入力するとわかる車種もあります。わからない車種もあります。

2.メーカーのグレード検索で車体番号を入力する

国産車であれば次のサイトから、車体番号を入れるとグレード検索ができます。

3.ディーラーに電話で聞く

わからない場合は車を買ったディーラーや中古車ショップに直接電話で問い合わせをします。

シート図で形状を確認する

適合表
適合表にはたいていシート図が乗っていますので、これで自分の車のシートの形を確認してください。アームレストの数や、後部座席がどこで分割されているかといった形を確認します。

適合表の注意事項を確認する

適合表には、「○○の場合は適合不可」などと書かれていることがあります。
適合表
たとえばこの場合は赤字で、「※本革シート装備車適合不可」と書かれていますね。これは純正のシートが本革シートだった場合は、このシートカバーはつけられません、ということです。他にも3列目電動シートは適合不可と書かれていますが、これは3列目を電動で動かせるタイプのシートにしている場合、このシートカバーはつきませんよ、ということです。これは車によって細かく書かれているので、よく読むことが必要です。

このような項目に一つ一つ間違いがないか確認して、自分の行が選べたら、その行の品番2218などと選ぶことができます。

安全にいくなら電話して確認しよう

品番を間違えて買ってしまうと、オーダーの場合は返品もききません。装着した後は交換も不可能になります。数万円の買い物になるので間違えがないように買いましょう。不安な方は販売店かメーカーに電話して確認をとるようにしましょう。ここは自己責任になりますので、慎重に選びましょう。

右ハンドル車と左ハンドル車でシートカバーは違うのか

違うことが多いので注意が必要です。右と左だけじゃないのと思いがちですが、それだけではない場合が多いです。たとえば同じプリウスでも、日本で作ったものとアメリカで作ったものではヘッドレストの形状が違ったりすることもあります。

シートリフターがついているとつかない?

シートリフターとは、座席の座面を上げ下げするようなレバーです。シートリフターがついていると適合不可ということもあります。注意事項にこういった記載があったら注意して見ましょう。

サイドエアバッグがついていると取付できないの?

適合表
この適合表の場合はサイドエアバッグ:×やサイドエアバッグ:○となっています。サイドエアバッグは爆発して出てくるので、シートカバーは糸のところが破れて使用には問題ないものがほとんどです。ですが、車種によってはサイドエアバッグの配線の問題などで、サイドエアバッグ装備車にはつけられないシートカバーというものもあります。この表の場合、品番2218がそれに当たります。

レザーシートにはなぜ適合不可なのか?

レザーシートとファブリックシートでは微妙に厚みが違ったりします。シートカバーのメーカーはだいたい「シートカバーがたくさん売れる車種」=「ファブリックシートの車」を手配して型をとっていることが多いですね。そうするとレザーシートの車にはつくかどうかつけてみていないのでわからないわけです。こういう理由で、メーカーによっては「未確認」や「適合不可」となっていることもあります。レザーシートの車はグレードが上だったりするので、高いですし、数が少ないから商品を作って取付し、試せていないということが多いのでしょう。レザーシートの上からシートカバーをつけるとカビが生える、といううわさもありますが、実際はよくわかりません。私たちが取り付けた車で、レザーシートに数年付けていて外してもなんともなかったということもあります。何年か経たないとカビが生えるのかどうかわからないですからね。

まあ、当店としては何度か依頼を受けて取り付けたことはあります。正直なところを言えば無理に上からつければ若干きついてくらいでつけられないことはないです。だれも正確に検証できていないというのが実際のところではないでしょうか。

未確認でいろいろなリスクを負えないので、適合不可になっているということではないかと私は勝手に思っています。自分の車がレザーシートで、シートカバーを取り付けたいのだけれども、「本革シート適合不可」となっている、こういう場合にそれでもシートカバーをつけたい場合、自己責任で買う分には問題ないのではないでしょうか。

まとめ

長くなってしまいましたが、車のパーツでよくある「適合表」。初めての方にはわかりづらいですよね。また間違えると自己責任なので痛いです。そんな経験をしながら適合表の確認のすべを自ら身に付けていくのですが、最初のうちはこれじゃないかとあたりをつけて、電話して確認するのが確実です。これだけはネットで間違いやすいので注意してくださいね。

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